マルチカー
同じ昇降路に複数のエレベータを走らせることで、
スペース効率や利用者へのサービス性が
飛躍的に向上します。
自走式になったリニアモータ・エレベータは他のエレベータと同一の昇降路(シャフト)を共有できる様になります。共有するのは空間だけではなく、リニアモータ固定子を初め、昇降路の様々な設備や乗り場等も共有され、効率よく利用できます。多数のEVカゴが同じ昇降路で稼働できるため、従来のエレベータシステムと比べ約50〜60%の占有面積を節約できます。都心の貴重な土地を有効に利用できるようになります。さらに利用者視点では同じ乗り場にエレベータが次々と到着し、輸送能力やサービス性が大幅に向上します。