Development
開発技術

回生エネルギー

今度のエレベータは発電もする

リニアモータ・エレベータは「ロープレス」であるが故、従来のエレベータの様な釣合錘はありません。EVカゴが上昇する時には全重量に相当するエネルギー(位置エネルギー)を電力供給します。L-DRIVEはこの位置エネルギーを活用し、EVカゴが下降する時にリニアモータが発電機となり、位置エネルギーを電力に変換します。そしてL-DRIVEに備えている回生型コンバーターユニットによりこの電力をビルの電力系統に戻します。この様に個々のリニアモータ・エレベータは電力を「一時的に借りて返す」仕組みになっています。開発した運行制御システムは複数台のエレベータの動きをリアルタイムに把握し「電力を使うエレベータ」と「回生するエレベータ」のバランスを最適化する運転を制御いたします。